キッズ携帯と格安スマホの違いと特徴について

近年ではスマホがどんどん普及し、スマホを所持している年齢も徐々に低年齢化してきています。

子どもに持たせるスマートフォンには、大きく分けて2つあるのをご存じでしょうか。

  • キッズ携帯
  • スマートフォン(格安スマホ)

「子供に持たせたいけど、何がどう違うのか正直分からない」

「どっちがオススメなんだろう」

と悩んでいる方も多いはず。

本記事では、この2つの出来ること・用途などの違いについてご紹介します。

目次

キッズ携帯とは?

大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が販売する子ども専用の端末です。

大人のスマートフォンに比べ、小型で防犯ブザーが搭載されています。

キッズ携帯でできること

キッズ携帯で出来ることは主に以下の機能です。

  • 電話
  • SMS
  • 防犯ブザー
  • GPS

たったこれだけしかありませんが、必要最低限の機能が備わっています。

機能説明
電話通話料は家族間(同一キャリア)は基本的に無料。そのほかに電話する場合は別途料金がかかる。
SMSショートメール。LINEとは異なり送信料がかかる。
防犯ブザー物理的に引っ張ればブザーが鳴る。
GPS位置情報を親と共有すれば、親は子供がどこにいるかを知ることが可能。
キッズ携帯の機能

インターネット機能は無いため、アプリやLINEなどを使うことはできません。

料金体系

キッズ携帯は大手各社から販売されており、基本的には横並びの料金体系です。

下記はドコモの例です。

機能料金
基本月額月額550円
通話料20円/30秒
SMS送信1回あたり5円~
位置情報監視
(イマドコサーチ)
月額220円、検索料1回あたり5.5円
キッズ携帯の機能

基本料金として550円、通話やSMS、位置情報監視機能など、キッズ携帯ではあらゆる機能に別料金がかかります。

イマドコサーチを利用する場合は220円かかるので、月額550円+月額220円で月額770円はかかってしまう計算になります。

格安スマホ(格安SIM)とは?

広い意味では格安スマホと格安SIMはほぼ同じものを指しています。

大手キャリアではなく、格安SIM事業者(MVNO)と契約し、販売されているSIM・スマートフォンを利用します。

格安スマホでできること

子供専用の端末ではないため、基本的に大人が使うスマートフォンをイメージしてもらえればOKです。

主に何でもできます。

  • 電話
  • SMS
  • メール
  • LINE
  • インターネット
  • GPS
  • 各種アプリ

そのため、アプリを使って利用制限やフィルタを設定し子どもに使わせる必要があります。

料金体系

機能料金
基本月額契約によるが、3GB/990円などが定番。
通話料10円~20円/30秒
SMS送信1回あたり5円~
メール無料
LINE無料
位置情報監視無料(アプリ要)
格安スマホ(格安SIM)の機能

月額料金に関しては格安SIMの契約によりますが、1,000円以下で抑えることが可能です。

通話やSMSを利用すれば料金がかかりますが、LINEが使えるので連絡はほぼLINEで事足りるのではないでしょうか。

速度制限に注意

LINEなど各種アプリは無料で利用できますが、ギガを使いすぎによる速度制限に注意しましょう。速度制限になるとLINE通話などは音声がブツ切りになり会話にならない可能性があります。

LINEMOの場合は、LINEがカウントフリーで使い放題のため、LINEをメインで使わせる子どもの格安SIMとして非常に人気です。

キッズ携帯と格安スマホの違いと特徴を比較

ここで一度、キッズ携帯と格安SIMの場合を比較したいと思います。

機能格安スマホキッズ携帯
電話
SMS
防犯ブザー
アプリで代用
GPS(位置情報監視)
LINE×
メール×
その他アプリ×
機能有無の比較

電話やSMSでの連絡がメインならキッズ携帯。

LINEでの連絡がメインなら格安スマホを選択すべきだと分かります。

また料金の面で比較してみましょう。

項目格安スマホキッズ携帯
基本月額契約によるが、3GB/990円などが定番。550円
通話料10円~20円/30秒20円/30秒
SMS送信1回あたり5円~送信1回あたり5円~
位置情報監視無料(アプリ要)220円
格安スマホとキッズ携帯の月額料金比較

格安スマホの月額料金は主にデータ容量で決まるので、どれだけ通信を利用するかで安くも高くもなります。

まずは3GBあたりで様子を見て、少なければ増やす、余るなら減らす方向性で良いと感じます。

格安SIMの場合は安いと通信速度が遅い可能性も出てくるので注意が必要です。

当サイトでのオススメは?

おすすめは大手キャリアの格安ブランドである「LINEMOのミニプラン(3GB)」がおすすめです。

LINEMOであれば、万が一速度制限にかかってもLINEの利用であれば通常速度で利用可能です。

そのため、子どもが訳も分からず通信を利用しすぎても、親との連絡手段は確保し続けられるというのがLINEMO唯一のメリットです。

\ミニプラン最大10,940円相当還元キャンペーン実施中/

参考リンク

コラム

LINEMO

コメント

コメントする

目次