格安SIMの種類の格安ブランド、サブブランドって何?

格安ブランド、サブブランドって格安SIMとどう違うの?

そもそも格安ブランドって言っても格安SIMじゃないの?

という疑問がある方に向けて、格安ブランド、サブブランドについて簡単に解説します。

目次

主な通信事業者の種類は4つ

現在の通信事業者には以下の4つがあるのをご存じでしょうか。

  1. 大手キャリア
  2. 格安ブランド
  3. サブブランド
  4. 格安SIM

大手キャリアはご存じのとおり、ドコモ、au、ソフトバンク、そして最近では楽天モバイルも入ります。

それら以外を多くの方は格安SIMと呼んでいますが、純粋な格安SIMとそれ以外があるので、下記より紹介していきます。

1.手厚いサポートの「大手キャリア(MNO)」

サービスの傾向
月額料金高い
通信速度速い
店舗数多い

スマホの通信費高いよね」と言っている方は大体大手キャリアを契約している方でしょう。

大手キャリアはMNO(Mobile Network Operator)とも呼ばれます。

大手キャリアは、自社で回線設備を持っているため設備のメンテナンス費などの運営・保守コストがかかっています。

また、キャリアショップも全国に展開しているため、人件費やテナント料(家賃)なども運営コストとしてかかっています。

これらのコスト分が私たちのスマホ代に乗っかってしまい、結果としてスマホ代が高くなってしまっているのです。

スマホ代が高いと言われても、簡単に値下げできないのが実態ですね…。

2.安さ重視の「格安SIM(MVNO)」

サービスの傾向
月額料金安い
通信速度遅い
店舗数ほぼなし

自社回線を持つ大手キャリアから、回線を借りて通信サービスを行っている事業者です。

そのため、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれます。

日本語では仮想移動体通信事業者と言います。

仮想なので、自社で回線設備を持っているかのように通信サービスを提供しています。

大手とは違って、回線設備のメンテナンスは不要だし、店舗の維持費、人件費も無いので、その分より安価にユーザーに通信サービスを提供できるのが強みです。

3.比較的安くて速いサポートも可能な「サブブランド」

サービスの傾向
月額料金並~高い
通信速度並~速い
店舗数

サブブランドと言っても数は少なく、UQモバイルとY!mobileのみです。

UQモバイルは、auの親会社であるKDDIの傘下グループ「UQコミュニケーションズ」から提供されています。 この2ブランドはいわゆる兄弟みたいな関係の会社です。

ワイモバイルはソフトバンク株式会社に合併されました。

ですが、通信事業サービスはY!mobileとして残してサービス提供しています。

大手キャリア名サブブランド名
ドコモなし
auUQモバイル
ソフトバンクY!mobile

このように大手キャリアが別の事業者と合併したり、大手企業の子会社が提供する携帯通信サービス事業者をサブブランドと呼んでいます。

価格も比較的安く、ショップも数は少ないけど一定数あり、通信速度も大手キャリアより少し遅いくらいで格安SIMに比べると速いというのが特徴です。

下記の「格安ブランド」が登場するまでは、MNOとMVNOのいいとこどりをした位置づけとして人気もありました。

4.安くて速いオンライン専用「格安ブランド」

サービスの傾向
月額料金安い~並
通信速度速い
店舗数なし

2021年3月あたりから登場した比較的新しいahamo、povo、LINEMOの3つがこの格安ブランドになります。

大手キャリアが直接運営しているブランド名で、オンライン契約専用としてドコモやau、ソフトバンクよりも安く提供しているのがこの格安ブランドです。

大手キャリア名格安ブランド名
ドコモahamo
aupovo
ソフトバンクLINEMO

大手キャリアが運営してはいるものの、オンライン契約専用だったり店舗でもサポートはしない等によりコストがかからないこともあり、格安SIM並の安さを実現できています。

それに加えて通信速度もかなり速いので、料金プランが合えば「安い速い」サービスを受けられるのが魅力的です。

本サイトでは子ども用のスマホとして、格安ブランドである「LINEMO」をおすすめしているので、ぜひ他の記事もご覧くださいね。

本記事のまとめ

本記事では、大手キャリアに加え、格安SIM格安ブランドサブブランドの違いについてご紹介してきました。

名称内容
大手キャリア自社で回線を持つ通信事業者。
料金は高いが、通信速度も速く使い放題プランが魅力。ショップも多数あり。
・ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
格安ブランド大手キャリアが運営する格安通信サービス。格安プランとも。
料金は比較的安く、通信速度は大手並み。契約はオンライン専用。
・ahamo(ドコモ)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク)
サブブランド大手キャリアのグループ会社が運営する通信サービス。
料金は格安ブランドより少し高め、通信速度は大手並み、ショップも少数あり。
・UQモバイル(au)、Y!mobile(ソフトバンク)
格安SIMその他の会社が運営する通信サービス。
料金は安いが、通信速度は少し遅めの傾向、ショップはほとんどない。
・IIJmio、OCNモバイルONE、mineo、nuroモバイル、など
各事業者の種類と特徴

上記の表に記載のように、それぞれで月額料金、通信速度、店舗数の傾向に違いがあります。

  • 安く抑えたい: 格安SIM、格安ブランド
  • 通信速度が速い方が良い: 大手、格安ブランド、サブブランド
  • サポート重視: 大手キャリア、サブブランド

といった具合に選ぶようにしましょう。

とは言え、近年では格安ブランド(2021年春開始~)が「料金」、「通信速度」ともに満足度が高いのが実際のところだと感じます。

格安ブランドは格安SIM(MVNO)とも料金の差が無くなってきているところもあるので、子どものスマホ事業者選びと考えると、格安ブランドを選択するのがサービス面、料金面でベストなのかなと感じます。

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子供のスマホ参考リンク

子どものスマホについて

  1. キッズケータイと格安スマホの違いと特徴について
  2. 子供のスマホにはキッズケータイではなく格安SIMをおすすめする理由
  3. 子供の格安SIMには「LINEMO」が最もおすすめな3つの理由
  4. 子供にも最適な「LINEMO」の特徴やメリット・デメリットを解説します
  5. LINEMOでのスマホ本体の買い方【どうやって用意する?】

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